太刀魚ジギングは、何と言ってもスリル満点で手に汗握る、人気のルアー釣りのひとつです。
特に太刀魚は青物を狙うショアジギングタックルで狙うことが可能なため、多くのアングラーにとって手軽で、誰もが一度は挑戦したことがあるのではないでしょうか。しかしながら、タチウオを効率的に狙うためには、専用設計されたジグやタックルの選び方が重要です。
そこで、この記事では、「太刀魚ジグ」に関する知識を徹底解説します。これさえ読めば太刀魚ジギングがさらに楽しくなること間違いなしです!
では、さっそく学んでいきましょう。
タチウオジグの専用設計と特徴
タチウオジグは、太刀魚に特化した専用設計がされており、以下の特徴を持っています。
ターゲットを絞った設計
タチウオジグは、タチウオに特化していますので、その特性を十分に考慮した設計がなされています。これにより、タチウオにとって最適なアクションやアピール力を持つことができます。
ケミホタル装着可能
夜間でも活用できるように、タチウオジグにはケミホタルやケミチューンワインドなどの発光体を装着することができます。これにより、夜釣りでもタチウオを狙うことが可能で、タチウオの注意を引くことができ、より効果的に釣果を上げることができます。
大型ブレード&大型トレブルフック
タチウオジグの後部には、大型のブレードが搭載されています。この大型ブレードは強力なフラッシングを生み出し、アピール力を高めます。
また、タチウオはジグの中央付近にバイトすることが多いため、フックの位置が重要です。このジグは大型のトレブルフックを使用しており、優れたフッキング力を持っています。また、牙避けローリングなどの工夫も施されており、トリプルフックやラインブレイクを防ぐ設計になっています。これにより、効果的なフッキングを実現し、タチウオを確実に釣り上げることができます。
牙避けローリング
タチウオは鋭い歯を持っていますので、ジグのラインブレイクを防ぐために牙避けローリングが搭載されています。これにより、より安定した釣りを行うことができます。
以上が太刀魚ジグの特徴です。これらの装備によって、タチウオジギングの成功を支える効果的なアピール力とフッキング力を実現しています。
4. タチウオジギングとメタルジグの選び方
タチウオジギングを楽しむためには、適切なメタルジグを選ぶことが重要です。
以下に、メタルジグの選び方のポイントを簡単にご紹介します。
ジグのウエイト
タチウオジギングでは、水深や潮流に応じてジグのウエイトを使い分けます。一般的には10〜40gのウエイトが使われますが、潮流が速い場合や二枚潮になった場合にはより重いジグが必要になることもあります。
ジグのカラーの選び方
タチウオジギングでは、派手なカラーがよく使われます。紫やピンク、ゼブラグローや赤金などが一般的なカラーバリエーションです。明るい時間帯にはシルバー系のジグも効果的です。
逆に夜間にはグロー系のカラーや、ケミホタル内蔵ができるルアーなどがおすすめです!
ジグのバランスの選び方
ジグのアクションには、センターバランスとリアバランスの2つのパターンがあります。センターバランスのジグは水平フォールが得意であり、ヒラヒラとした横移動の動きも大きく、一定のレンジを探るのに適しています。
一方、リアバランスのジグは素早いフォールとバックスライドアクションが特徴です。ジグが横を向くことが少ないため、アピール力はあまりありませんが、それによってミスバイトによるラインブレイクが少なくなります。タチウオの好みは状況によって異なるため、複数のバランスのジグを用意することをおすすめします。
基本的にはセンターバランスの方が釣果が高いですが、その分ルアーロストもかなり増えるので、ワイヤーなどの対策が必要になります。
ジグの価格帯の選び方
タチウオジギングでは、ジグを多くロストすることがよくあります。そのため、安価なジグを選ぶことをおすすめします。高価なジグを使用すると、ロストした時に大きな損失につながることもあります。
ケミホタル内蔵可能なジグは比較的高価になりやすいので、安売りの時にネットでまとめ買いしたり、普段はグローや他カラーのメタルジグを使うのが良いですね〜!!
これらのポイントを考慮しながら、自分に合ったメタルジグを選びましょう。各メーカーから出ているさまざまなタイプのジグを揃えて、釣りの状況に応じて使い分けることも楽しみの一つです。
状況による使い分けとおすすめの太刀魚ジグ
太刀魚ジグには様々な特徴や種類があることはこれまでの内容で見てきましたが、実際にはどういった使い分け方をするのでしょうか。実際に筆者がタチウオジギングで使用しているジグの中から、おすすめのものを紹介しながら解説していきます!!
状況1,とりあえずその日の活性やタナを探りたい
釣り場についてすぐに使用する、いわゆるパイロットルアーです。
夜間〜日の出前で、まだ太陽が出ていない時間帯は、グロー系のメタルジグで、後方重心(リアバランス)のものを選ぶと良いでしょう。リアバランスのジグは以下の2つが分かりやすいです。
- 少しでも広範囲を狙うため飛距離重視
- タナや活性を調べやすいフォール速度
おすすめのメタルジグはジーク(Zeake)のRサーディンです!
どこの釣具屋さんにも売っていて、言わずと知れたメタルジグなので、持っている方も多いでしょう。とりあえず夜間〜日の出の為に、ゼブラグローとGRグリーンの二色は用意しておきたいですね!
筆者は日中も頻繁にこのジグを使うので、シルバーも用意しています!
ちなみにまだまだ日が登らないくらいの時間帯であれば、ケミホタルを入れられるジグもお勧めです!
ジグ…なのかよく分かりませんがオススメなので一応記載しておきますね!笑
状況2,タナがある程度定まったタイミング
タナがある程度定まったのであれば、フォール速度が比較的遅いセンターバランスのジグを使う方が効率が良くなる場合があります。
筆者はメジャークラフト(Major Craft)から発売されている人気ナンバーワンのジグパラを積極的に使っています!
どこにでも売ってる。安い。カラーが素晴らしい。
3拍子揃っています!
太刀魚スペシャルカラーのゼブラパープルのほか、「キャンディーイワシ」「グリーンゴールド」「ゼブラグロー」の3種類を2つずつ用意しています!(センターバランスのジグは割とすぐ切られるので…)
状況3,日中で活性が低く広範囲をサーチしたい
日中で活性が低い時間帯が続くと、アングラーの活性も低くなりますが、実はまだまだチャンスはあります!
少しでも広範囲を、アピール力の高いルアーでサーチしまくりたい。そんな時におすすめのジグがこれ⤵︎
とにかくジグの特性を活かして飛距離を伸ばしつつ、ブレードによるアピール力で一気にサーチしていきます。
とはいえ、上記の2つに比べると比較的高価な部類に入るジグなので、釣れやすい時間帯にはお勧めしません(もちろんこのルアーでのみ釣れやすい時間帯もあると思いますので、そういう時はどんどん使用してください!!)
状況4,活性が高い、または表層付近で沸いている
こういった状況下ではジグでも釣ることが可能ですが、一応プラグを持っているとかなり有利に釣りを進められます。
特にミノー系統がおすすめです!
ただし比較的高価なものになるので、ワイヤーをつけたり、リーダーを太くするなどロストに気をつけましょう!
アンチョピードの超サゴシスパークは、サゴシ・ワサラに聞くのはもちろん、同じく派手な色を好む太刀魚にもかなり高価的です!
また朝まずめの青物狙いにも使いやすいので、1つは持っておきたいですね!
まとめ
タチウオジグは、太刀魚に特化した専用設計がされており、タチウオジギングでの高いパフォーマンスを発揮します。
ジグには、ケミホタルや大型ブレード&大型トレブルフックが装着されており、効果的なアピール力とフッキング力を実現しています。選び方にはについても学びました。タチウオジギングは一定の難しさもありますが、テクニックを習得すれば十分な釣果が期待できます。
ぜひ、太刀魚ジギングの魅力を体感してみてください。
よくある質問
Q1. タチウオジグには何を装着することができますか?
A1. タチウオジグにはケミホタルやケミチューンワインドなどの発光体を装着することができます。
Q2. タチウオジグのフックはどのような特徴がありますか?
A2. タチウオジグには大型のトレブルフックが使用されており、確実なフッキングを実現しています。
Q3. タチウオジグの選び方には何を考慮すれば良いですか?
A3. タチウオジグの選び方にはジグのウエイト、カラー、バランスを考慮することが重要です。
Q4. タチウオジギングにはどのような効果がありますか?
A4. タチウオジギングは太刀魚ジギングにおいて高いパフォーマンスを発揮し、効果的に釣果を上げることができます。