こんにちは、「Tzedakah Fishing Club」の管理人のがくとです。
今回は友人に誘われて人生初のトンジギに行ってきました。
そこで起きた悲しい出来事と、トンジギの感想を記事にしようと思います。
失敗を活かしたタックル紹介はこちら!
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トンジギとは
この記事を見て下さってる方は殆どがトンジギを知ってると思いますのでサラッとだけ書きます。
トンジギ(トンボジギング)とは、マグロを狙うオフショアジギングの事です。
マグロと言ってもビンチョウマグロと呼ばれる魚を船からメインで狙っていきます。
近年、温暖化の影響で近海でも釣れる様になった魚で、その強烈な引きや最大30kgという巨体から人気のターゲットとなっています。
そんな最高の魚ですが、普段青物を釣る様なタックルでも釣りが成立するとの情報を聞きつけ普段使用しているタックルで釣行に行きました。
使用タックルについては最後にまとめていますので、最後まで読んで反面教師にしてください(^^)
開始30分で竿が折れる
↓折れた竿がこちら↓
トップガイドから2つ目がポッキリ折れてしまってます。また3つ目のガイドも折れて下を向いてしまってます。
何故この様なことが起きたのでしょう…
原因
端的に言うと「太いリーダーを使い過ぎて、ノット部分がガイドに干渉した」という事です。
この竿の適性ラインはPE2号まで。
それに対して使っていたラインはPE2.5号。またリーダーはフロロ20号でした。
冷静に考えればこんな太い糸同士の結束部分が通るわけ無いのですが、この時は深く考えずに出船。
更に言うと、ラインが船底に擦れて切れるリスクを避けるため、リーダーを長く取っているのも考慮するべきでした。
単に結束部分がガイドに干渉するだけなら、リーダーを短く取りガイド手前で止めれば良いのですが、この時は10mほど取っていたため手前で止めて釣り上げることは不可能。
ポイントについてから気付いても時すでにお寿司。これらの原因から開始まもなく竿が壊れてしまいます。
この時はサブタックルとしてスピニングリールも持ってきていたのでなんとかなりましたが、もし1本しか竿が無かったら釣り終了になる所でした。
肝心の釣果
開始早々に悲しいことがありましたが、この日はそれだけでは無く魚からの反応もイマイチ。
とにかく潮が早く400gでも凄い勢いで流されてしまう。それに加えてどこに移動しても魚探にマグロっぽい反応はありません。
数時間ずっと沈黙が続きましたがルアーの回収時にその沈黙が破られます。
勢いよく竿がしなりヒット!!
魚からの反応が嬉しいけどめちゃくちゃヒキが弱い…
恐らくルアーが100Mの層まで落ちずに表層を流れていたのでしょうか、釣れたのは表層界のモンスターと噂のシイラちゃんでした(知らんけど)
そんなこんなで今回はシイラを2匹釣って終了です。
ビンチョウマグロが釣れなかったのは非常に残念ですが、今年初の船釣りで美味しい魚に逢えただけでも感謝です。
タックル紹介
スピニングタックル
結局メインで使用していた方から紹介します。
Rod:ソルティガSG 63s
- ルアーウェイト(g):90~210
- 最大ライン(PE#):4
ルアーウェイト的にはトンジギ向きでは無いものの、それほど不自由なく扱う事が出来ました。
ガイドが大きい為PE4号とフロロ20号の結束でも引っかかる事なく巻き上げられるので、快適に釣りをできます。
パワーも流石のソルティガで、12kgのヒラマサを強引に釣れるくらい強いので問題ないと思われます。
青物メインで年に数回しかトンジギに行かないのでしたらこのロッドで充分だと思います。
デメリットとしては、ある程度昔のモデルになる為状態の良いものを探すのが大変ということくらいです(笑)
現行のスピニングロッドです
Reel:ソルティガ15 5000番
現在の番手表記と違うので、もし最新機種を買われる際は気を付けてください。新表記の場合8000番〜12000番もあれば充分だと思います。
ラインはソルティガ8ブレイドの4号を巻いていますが、カジキやキハダが混じる場合5号に替えられるように予備スプールも用意していました。
現行のスピニングリールです。
ベイトタックル
今回の記事の主役というか、破壊されたタックルです。
Rod:ソルティガ ベイジギング 60XXXHB
- ルアーウェイト(g):100~250
- 最大ライン(PE#):2
数回しか使用してませんが青物ジギングでは非常に良いロッドでした。軽くて感度が良く、それでいて強いバットパワーで確実にキャッチできます。
ただ、あくまでベイジギング用のロッド
ガイド口径が非常に小さくトンジギには向いていません。
そもそもベイトリール全般に言えることですがガイドの口径が比較的小さい物が多く、何も考えずに使用すると今回の様な事故が起こる可能性が高いです。
そのためベイトリールでトンジギをされる際は専用ロッドを購入する事をお勧めします。
Reel:ソルティガIC 300
本文では触れてませんがリールも失敗してました。
トンジギではPE3号以上が必要な場合が多く、このリールに3号を巻いてしまうと250メートルしか巻けないのでラインが足りません。
その為2.5号を300m巻いて使用し、代わりにラインをソルティガ12ブレイドの高級PEにすることで強度をアップさせていたのですが、肝心な事を忘れていたのです…
リーダーが10M!しかもフロロ20号(70lb)!!
当然ですがラインキャパギリギリまでPEを巻いているのでリーダーの分がスプールに入りません。
釣り中に根元で引っかかって巻けない事案も発生していました。。
ただ、このリールにはカウンターが付いており、ライン放出量を数字で見る事ができるのは初心者にとってかなりメリットでもあります。
対策としては、潮が比較的緩やかな状況下であればライン放出量を減らせるので、PEラインを少なめで挑めば快適に使えると思います。
状況によって使い分けが必要になりそうです。
ぜひ参考にしてください(^^)
まとめ
というわけで今回は人生初のトンジギで悲しい思い出を作ってしまった筆者の体験談でした。
経験として実際に学ぶ事ができたので、次回はしっかりとしたタックルで挑もうと思います(^^)