こんにちは、「Tzedakah Fishing Club」の管理人のがくとです。
みなさんの共通認識として、秋になると青物がよく釣れるようなイメージがあると思います。
確かに毎年秋になるとたくさんの青物が釣れるよね!
海水温が影響してるって聞いたことあるけど、もしそれが本当なら夏や冬の間はどこにいるんだろう
今日は可愛い2人の仲間と一緒に解説していきますね!
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シーズン以外の時期はどこに住んでいるの?
そもそも青物ってこのシーズン以外はどこに住んでいるんだろう?
回遊魚って言われるくらいだし南太平洋くらいまで沖に出ちゃってるのかな?
でも船に乗れば年中青物を狙う事ができるよね…何でだろう…?
実は青物は年中近海に生息していて、例えば関西だと大阪湾の中を年中くるくる回っているんだよ!
あれ?でも1年中近くにいるのなら、この時期にしか釣れないのはおかしくない??
良いところに気が付いたね!それこそが本日のテーマになってくるんだ!この次の章で詳しく解説していくね!!
青物が釣れる最低条件はベイトの有無と〇〇の2つ!
まずは青物が釣れる条件をおさらいしようか!
まずはベイトの有無だよね!基本的に青物はベイトを追っているから、小魚が沸いているところは青物のいる確率もかなり高いと思う!!
そうだね!あともう1つは分かるかな?
もしかして最初にチラッと話してた海水温が関係してるの?
大正解!青物は基本的に18~23℃が適水温と言われているよ!下に少し専門的なお話しを交えて解説してるから興味があったら読んでみてね!!
青物に限らず、全ての魚類は「変温動物」に分類されます。変温動物というのは環境温度に合わせて体温を変化させる動物のことです。
そしてこの変温動物は適正温度以外の温度では、代謝が極端に落ちる傾向があり、食事を取らなくても生き続けることが可能になります。(変温動物の中には冬眠すること飲まず食わずで冬を越す動物もいるくらい代謝が極端に落ちます。)
つまり、適水温ではない環境の青物は代謝が落ちているので餌を捕食しようとしなくなり、結果、ルアーに反応しなくなるわけです!!
ちなみに青物と一括りに行っても、実はサイズによって多少の適水温の変化があるみたい!表にまとめてみたから参考にしてみてね!
魚のサイズと適水温
ツバス(~39cm) | 20~25℃ |
ハマチ(40~59cm) | 16~22℃ |
メジロ(60~79cm) | 15~20℃ |
ブリ(80cm~) | 14~18℃ |
なるほど…つまり適水温外で代謝が落ちている時は無理に体を動かさず、元気に動ける時に餌を蓄えてるんだね!
だとしたら船に乗ると何で年中青物が釣れるんだろう?
そうだね!そこも今から解説しようか!!
オフショア(船)では年中青物が釣れている理由
夏や冬などの適水温じゃないときでも青物が釣れるオフショアジギング。もしかして沖にいる魚はみんな活性が高いの?
それは海水の温度変化のしにくさに関係してるんだ。
あ、もしかしてこの記事で解説してた「比熱」が関係してる?
その通り!堤防から釣りをする時って基本的には深くても10~20mくらいだよね。でも船に乗ると50m以上の所も多い。
ただでさえ水は比熱が大きく熱伝導率が悪いのに、こんなに深くて太陽光もあまり届かない場所では海水温の変化がほとんどないんだよね!
ってことは年間を通していつでも青物の適水温だから活性が高い個体が多くて釣れるのか!
そうそう!まぁそれでも多少の温度変化はあるから釣れにくい時期はあるんだけどね????
後は地球温暖化や黒潮が接岸しないといった環境による影響も青物の釣果に変化を与えるんだけど、長くなるからまた別の機会に話そっか!
まとめ
今日は青物の適水温について解説しました!いかがでしたか?
何となくでも理解できたかな?
こういった知識があれば、最高のタイミングで釣りに行くことが出来るから釣果アップにつながりそうだね!
ぜひ皆さんも今年の秋を満喫しましょう!!!